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8.122019
清掃品質の評価の仕方
清掃の品質評価の方法は簡単です。「目視」で確認することです。
目で見て汚ければ清掃品質は低く、綺麗であれば品質は高いとなります。非常に分かりやすいですね。特に汚染度の高い(よく汚れる)場所に重点を置き、評価をすることが重要です。(あまり汚れない場所では品質の差異が小さくなります。)また清掃の品質を評価する人は清掃業務に精通している(プロである)ことが望ましいです。
清掃の品質は作業計画や作業手順書などの作成される紙によって大きく変わるものではなく、組織の管理体制で大きく変わるものです。
組織の管理体制で重要になるのが、
1.現場管理品質: 現場主任と現場スタッフとの連携の度合い
2.事業者管理品質: 事業管理者と現場主任との連携の度合い
になります。
どちらの内容も非常に重要で1と2に問題があると、作業者のモチベーションは下がり、清掃の品質は目に見えて悪化します。どれほど作業手順書のマニュアルを緻密に作っても事業管理者側が現場に疎いとなると、全く機能しません。(机上の空論になってしまいます。)
清掃の品質を見る上で簡単な判別法として、働く清掃スタッフのマナーや感じの良さを見ると分かります。良い清掃管理されている場所ではスタッフも非常に感じが良く、お客様にも挨拶がちゃんと出来ています。
清掃の品質改善をする上で重要な指標は、その建築物で過ごされる人々が快適で綺麗だと感じているかどうかです。もし快適だと思われていないようであれば、仕様書や作業基準書にとらわれずに、下記の項目のような分析を改めて行い、業務改善する必要があります。
1.作業環境における品質阻害要因は何か
2.廃棄物処理は適正か(衛生的・効率的)
3.使用している清掃用具・機械は適正か
4.作業計画は適正か