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高層建物のゴミ収集・保管方法

オフィスビルやホテルなど高層の建物の場合、各フロアでゴミが発生します。その建物内に発生したゴミを収集して、収集車で運ぶまでの保管についての方法をまとめます。

【収集】
1.EV方式: 各フロアでゴミを集めて「ダストカー」に載せて、EVで下まで運ぶ
 <メリット>イニシャルコストが安い(ダストカー代だけ)
 <デメリット>人手がかかる

2.ダストシュート方式: 各フロアのゴミをダストシュートから捨てる
 <メリット>人手がEV方式よりかからないのでランニングコストが安い
 <デメリット>ダストシュート内が汚れる為、衛生面が悪い、あまり高い建物では使えない

3.自動操縦搬送方式: 各階でダストカーを搬送装置にセッティングすれば自動で目的の階まで搬送
 <メリット>EVを使わず自動搬送されるので衛生面が良く、人手がかからず作業性も良い、高層ビル向け
 <デメリット>イニシャルコストがかかる

4.小口径管空気方式: 各階でダストカーで集めたごみをダストシュートで落とし破砕機で細かくし、小口径の配管を真空で分離しながら運ぶ
 <メリット>自動操縦搬送方式と同じように自動搬送されるので衛生面、作業性が良い、大規模・高層ビル向け
 <デメリット>イニシャルコストが自動操縦搬送方式よりも高い

【保管】
1.容器方式: ポリバケツやコンテナに入れてゴミを保管する
 <メリット>イニシャルコストが安い、小規模建物向け
 <デメリット>場所を取る

2.貯留搬出機方式: ドラム式のゴミ保管装置、回転しゴミを圧縮、そのまま収集車に繋げれる
 <メリット> 容器方式と異なり、放火などの心配がない(防災性が良い)、中規模建物向け
 <デメリット>容器方式よりはイニシャルコストがかかる

3.コンパクタ・コンテナ方式: コンテナ内にごみを圧縮貯留し、コンテナごとコンテナ脱着装置付トラックによってそのまま搬出
 <メリット>人手がかからずランニングコストが安い、衛生面・防災性も良く、設置場所も取らない、大規模建物向け
 <デメリット>貯留搬出機方式よりもイニシャルコストはかかる

4.真空輸送方式: ダストシュートで回収されたゴミが貯留搬出機に貯留され、そこから真空輸送管で自動搬出される
 <メリット>保管・搬出まで人手が要らず作業性が良い、全て管内なので衛生面・防災性も良い、ベッドタウンなど広域大規模向け
 <デメリット>イニシャルコストがかかると同時に老朽化に伴う配管修理コストが大きくかかる(最近では廃止している事例もある)

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