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給湯設備と貯湯槽の管理について

給湯設備やお湯を貯めておく貯湯槽に関する管理方法について紹介します。
まず、「給湯設備」ですが設備の種類によって検査の有る無しが異なります。

1.第一種圧力容器、ボイラ(小型ボイラ除く)
 【定期自主検査】 1ヵ月に1回
 【労働基準監督署の性能検査】 1年に1回
2.第二種圧力容器、小型圧力容器、小型ボイラ
 【定期自主検査】 1年に1回

次に、「貯湯槽」に関しての保守管理ですが、貯湯槽自体の管理以外にも構成パーツである弁や配管に関してもいくつか管理する必要があります。

1.貯湯槽自体の管理
 -日々の外観検査(漏れ、圧力計・温度計の異常、保温材の損傷、錆、配管異常)⇒異常があればコントローラでエラー通知
 -貯湯槽が冷却塔の近くに配置されている場合は、レジオネラ菌に気を付けて清掃・点検を十分に行う必要がある
 -停滞水を防止する為に制御を行う(給湯設備の機能)
 -性能検査(第一種圧力容器、ボイラ)後はマンホールのパッキンを新しいものに交換する
 -屋上などに置いてある貯湯槽は、マンホールがちゃんと閉まっているか、オーバーフロー管の先の防虫網がちゃんとついているかを点検する
 -SUS444製の貯湯槽は電気防食の施工が必要なく、耐孔食性や耐隙間腐食性が高く、ランニングコストが安くなる

2.貯湯槽についている「逃がし弁」や「自動空気抜き弁」の管理
 -逃がし弁: 1ヵ月に1回ちゃんと動くかレバーを回して確認する
 -自動空気抜き弁: 高層フロアなどの水圧が低い場所でのお湯が、溶解している気体で白濁している場合はガス抜き弁が機能していない

3.給湯水の「配管」や「シャワーヘッド」「湯栓」の管理
 -配管(鋼)に亜鉛やアルミニウムなどのイオン化傾向の強い金属を接触させておくことで、鋼の配管の代わりに腐食されて防食される(流電陽極式電気防食
 -配管給湯水が均等にまわるように、返湯管についている弁で開度調整する
 -配管についている弁: 1年に1回以上の分解清掃
 -シャワーヘッド、湯栓: コマ部は汚れが溜まるので、1年に2回は点検し、1回はフィルター洗浄する
 -配管内のお湯が停滞しないように(また乾燥しないように)、使用頻度の少ない給湯栓は定期的にチェックし、温度測定を行う
 -腐食、水漏れ、逆流していないか、被膜が取れていないかの点検を定期的に行う
 -ワッシャーは合成ゴム(クロロプレン)を使う(天然ゴムは細菌が繁殖します。)

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