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良い空気環境を保つ為の「換気」

以前の記事「建物の管理は具体的にどうなっていれば良いのか?【空気編】」にも書いたように、特定建築物における空気の守るべき基準は、下記の形になります。

1.浮遊粉塵: 0.15mg/㎥以下
2.一酸化炭素: 10ppm以下(0.001%以下)
3.二酸化炭素: 1,000ppm以下(0.1%以下)
4.温度: 17℃~28℃
5.相対湿度: 40~70%
6.気流: 0.5m/s以下
7.ホルムアルデヒド: 0.1mg/㎥以下

この空気環境を保つ為に効果的な施策の一つが「換気」になります。換気による効果は、大きく下記の5つになります。

1.室外から酸素を入れる
2.室内の熱を外に出す(厨房の熱や工場など)
3.室内の湿度(水蒸気)を外に出す
4.室内の浮遊粉塵・ホルムアルデヒドなどの汚染物質を外に出す
5.気流を確保し、室温上昇を抑える

では、具体的に「換気」はどれくらい行えば良いのでしょうか。
計算上では、室内の在室している人ひとり当たり【30㎥/人・h】以上の換気が必要と言われています。必要換気量の単位として、【㎥/㎡・h】があります。これは、室内の床面積1㎡あたり1時間に必要な換気量を意味しますが、【30㎥/人・h】から計算することが出来ます。

例えば、小会議室などで1㎡あたり1名くらい人がいる場所の時は、必要な換気量は【30㎥/㎡・h】となります。一方、ホテルの客室であれば10㎡に人が一人くらいの在室密度になりますので、その場合は【3㎥/㎡・h】の換気量で事足りるということになります。人が過密にいる室内であれば、換気量を多く、それほどでもない場所では換気量は少な目でも大丈夫という事です。

「換気」も窓を開けたりする「自然換気」と、空調設備を使った「機械換気」とあります。
それについては、次回以降の記事でまとめていこうと思います。

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