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振動による身体へのダメージ

作業や運転などの際に、身体に振動がくる時がありますが、これが長時間にわたって受け続けると身体にダメージを及ぼします。建物管理の中で調整しにくい部分ではありますが、身体に影響を及ぼすものとして、今回は「振動」について整理したいと思います。

身体に害を及ぼす振動は、「全身振動」と「局所振動」の2種類に分かれます。

全身振動は、主にトラックやバス、フォークリフト、電車、ヘリコプター、航空機、農機具、建設機械、船舶などの振動の発生する大型の乗り物に日常的に運転する人に起こります。

振動が車両から座席を通して身体へと伝わり、坐骨結節に衝撃を加えます。衝撃は頸椎を通じて身体の上部に伝わり、長時間振動を受け続けると椎間板の変性(腰痛)などの深刻なダメージを負ってしまいます。

主に横揺れよりも縦揺れ、つまり鉛直方向の振動によってダメージが増えます。人も横揺れよりも縦揺れの方が直ぐに感知します。縦揺れの時には4~8Hzの周波数の振動が最も感じやすく、横揺れの時は1~2Hzの周波数振動が最も感知します。

一方、局所振動とはチェーンソーやグラインダーなどによる工具や機械、装置などの振動が主に腕や手を中心に身体に受け続けると生じるダメージになります。局所振動障害ともいわれ、手の指先の小さな動脈の血液不足が発作的に発生して、白く冷たくなったりします。レイノー症状(白ろう病)ともいわれます。

身体の「皮膚」「内臓」「関節」などの全身の知覚神経の末端受容器によって振動は感知され、地震や大きな乗り物での揺れなどの全身振動は、主に耳の「内耳」の前庭器官三半規管が加速度の変位を感知しています。

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