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給湯に使うガス設備

給湯設備で利用する原料は「ガス」が多いです。最近はオール電化住宅もありますが、一般的には給湯でガス設備を用います。その際、ガスは大きく2種類の供給方法があります。

1.都市ガス(天然ガス): インフラとしてガス管が地下に回っているところは都市ガスで供給
2.LPガス(プロパンガス): 地方でガス管を設置する割に合わない場所で直接ボンベに入れたガスを供給
40℃以下の場所に設置

都市ガスとLPガスの大きな違いは比重です。

1.都市ガス: 0.655
2.LPガス: 1.55
3.空気: 1.0

ガス漏れが起きた時、都市ガスは天井部分に集まり、LPガスは床部分に集まります。

ガスの圧力は用途に応じて調整されています。

1.火力発電所: 高圧ガス(1.0MPa以上)
2.大型ボイラを使う施設、加熱炉: 中圧ガス(0.1~1.0MPa)
3.一般家庭: 低圧ガス(0.1MPa以下)

ガス漏れすると、火災やガス中毒など危険なので、安全装置がついています。安全装置も下記のようにいくつか種類があります。

1.マイコンメータ: 震度5以上の地震、ガス漏れ検知でストップ
2.ヒューズガス栓: キッチンのガスコンロなどについているガス栓(ガスコードが抜けてガス漏れすると自動的にストップ)
3.引込管ガス遮断装置: マンションなどの外の地面についている外からガス供給をストップさせる装置
4.緊急ガス遮断装置: 大型の地下街や高層ビルに設置が義務付けられるリモート遮断装置

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