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人が快適と感じる空気

これまで人の身体に影響のある「温度」について見てきましたが、今度は「空気」について考えたいと思います。
人が快適と感じる空気は、下記の組成の空気です。つまり排気ガスなどで汚染されていない室外の空気と言えます。

1.窒素: 78%
2.酸素: 21%
3.アルゴン: 0.9%
4.二酸化炭素: 0.03%

一方、人が不快と感じたり体調が悪くなる時は、空気の「酸素」の割合が減り「二酸化炭素」の割合が増えると生じます。
酸素が少なくなると生じる症状を下記にまとめます。18%未満になると、「酸素欠乏」状態と言われます。

1.酸素17%: 呼吸・脈拍増加、めまい
2.酸素14~15%: 労働困難、注意力・判断力低下
3.酸素10~11%: 呼吸困難、眠気、動作が鈍くなる
4.酸素6~7%: 顔色が悪くなる、唇が青紫色、感覚鈍重、意識を失う
5.酸素4%以下: 40秒以内に意識を失い、卒倒する

二酸化炭素が増えると生じる症状を下記にまとめます。二酸化炭素は人が呼吸する度に生じる為(呼気の中に二酸化炭素が4%含まれる)、閉め切った部屋で人が大勢いる場合では二酸化炭素濃度が一気に上昇してしまいます。

1.二酸化炭素0.55%: 症状なし(6時間以内)
2.二酸化炭素1~2%: 不快を感じる
3.二酸化炭素3~4%: 呼吸・脈拍増加、血圧上昇、頭痛、めまいを起こす 4.二酸化炭素6%: 呼吸困難
5.二酸化炭素7~10%: 数分で意識不明となり、チアノーゼが起こり死亡する

人が快適と感じる空気を室内で作る為には、外の空気と入れ替える「換気」が必要となります。その適正な換気量は、「30㎥/人・時間」になります。実際に空気環境測定を行い、0.1%以下であれば正常に換気が出来ていると言えます。

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